「美容と栄養」
ペプチド
ペプチド(peptide)とは、2個以上のアミノ酸がペプチド結合したものをいいます。
たん白質をバラバラにする酵素(プロテアーゼ)を作用させるとアミノ酸のほか、アミノ酸が2個またはそれ以上結合した化合物に分解されます。
このアミノ酸が2個以上結合した化合物をペプチド(peptide)と呼び、結合の仕方をペプチド結合といいます。
ペプチドは消化吸収のスピードが速く栄養素がスムーズに吸収されるという特徴があります。
たん白質自体には特に呈味性はありませんが、これがアミノ酸やペプチドに分解されればされるほど、呈味力が強くなります。
アミノ酸は呈味力が強いのですが、単純な味で後に残らない味(先味)を示します。
また大豆、カツオ、牛乳など由来するタンパク質の種類によってそれぞれ作用の違うペプチドができます。
乳清ペプチドには血圧を安定させ、大豆ペプチドはコレステロールを下げる効果があります。
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