「美容と栄養」
春菊
春菊の歴史は古く、17世紀末の農業全書の中に記述があるくらい昔から食べられてきた野菜である。
春菊は菊菜とも呼ばれます。
βカロチンが豊富で、ビタミンA・B・C・カルシウム・カリウム・鉄分などを含んでいます。
中国では春菊は肺を潤して咳や痰を鎮めるといわれ、風邪の予防にぴったりです。
春菊の独特の香りは自律神経に作用し胃腸の働きを活発にします。
食物繊維も多く便秘にも効果的です。
また100gで1日に必要ビタミンAを摂取することが出来ます。
春菊100g中には、鉄/1.9mg、カルシウム/90mg、カリウム/610mg、カロチン/3400μg、ビタミンB2、食物繊維/3.2gなどが含まれます。
食用意外では、春菊の生汁をしぼって、うち身やねんざに温湿布したり、青汁でしもやけをマッサージすると効果があります。
また、春菊を伸長した茎葉をそのまま陰干しし、布袋につめて風呂に入れると、からだがあたたまり、肩こり、神経痛、冷え性などに効きます。
<春菊の栄養素(食材100g当たり)>
・カロチンが4,700μg
・ビタミンB1が0.1mg
・ビタミンCが21mg
・カルシウムが120mg
・鉄が1.9mg
・食物繊維が1.0g
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