「美容と栄養」

クロロゲン酸
クロロゲン酸とは、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種で、コーヒー独特の香りや苦味をだす成分。
特に、生のコーヒー豆に多く含まれ、焙煎が進むと分解して減っていく。
このクロロゲン酸は、ポリフェノールの特徴である抗酸化性を持っている他、体内で発ガン物質ニトロソアミン(発がん物質)の生成をおさえ、さらにニトロソ化合物の動きを不活性化する抗変異原作用があることが研究により分かっています。
クロロゲン酸は、コーヒー以外にもゴボウやサツマイモ、ナスなど一般的な植物にも含まれる。
これらの植物の切り口が茶色くなる原因は、このクロロゲン酸が抗酸化物質であり、切り口の酸化防止をするからと考えられる。
コーヒーを多く飲んでいる人に肝臓ガンが少ないといった調査報告もあるそうです。

【クロロゲン酸の効用】
ガンや生活習慣病の予防メラニンの抑制の予防

「美容と栄養」

クロレラ
クロレラは緑藻類の淡水プランクトンの一種です。
淡水に生息するプランクトン、藻の一種であるクロレラは、たんぱく質、必須アミノ酸、核酸、酵素、ミネラル、そして今、社会的に注目されている葉緑素、カロチン、ビタミンA効力など各種栄養素がバランスよく含まれている優れた健康食品です。
その栄養素の中でも、たんぱく質は約60％、緑黄色野菜の基本栄養素も多量に含まれています。
健康の維持増進に必要な栄養素が豊富に含まれています。
含有成分の豊富さから｢完全食品｣と呼ばれています。
クロレラは免疫力を高め、滋養強壮、貧血改善、脂肪代謝の促進などの効果があるとされており、あらゆる病気の治療や改善、諸症状の緩和に効果が期待でき、今日では医薬品添加物としても承認を受けています。
ごくまれに、クロレラのアレルギーを持つ人もいるので注意が必要です。

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黒米
黒米とは、中国では紫米、 貢珍米ともいわれ、中国の歴代皇帝に不老長寿の米として奉献されたから貢珍米と呼ばれる。
古代米とも呼ばれます。
白米に比べ、タンパク質、ビタミンB群、ナイアシン、ビタミンE、鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルなどが豊富に含まれています。
また糠の部分には抗酸化作用のある黒色の色素アントシアニンが含まれています。
黒米は胃腸を丈夫にし、精力を増強し、脾臓、肝臓を強め、造血作用があり、頭のふらつき、めまい、貧血、白髪、眼病、腰や膝のだるさなどにも効果があるとされている。
バランスのとれた栄養成分が含まれているので、滋養強壮の作用があり虚弱体質の改善に効果があるといわれます。