「美容と栄養」

DHA
DHAとはドコサヘキサエン酸のことで、魚の脂肪(魚油)に含まれる多価不飽和脂肪酸の一種です。
マグロやイワシ、サバなど背の青い魚に多く、特に、アンコウの肝やマグロの目の周囲に多く含まれています。
コレステロール値や中性脂肪を下げる働きがあり、血液をサラサラにして動脈硬化予防や高脂血症の抑制、血圧を下げ高血圧の抑制、アトピーや花粉症のアレルギーを防ぐ。
また、視力の向上、躁鬱病や、鬱病、痴呆症を改善する。
また、｢脳の働きを良くする｣効果があるともいわれています。

「美容と栄養」

CPP
CPPとはカゼインホスホペプチド(Casein Phosphopeptide)の略で、牛乳の主要たんぱく質であるカゼインが酵素分解されてできる成分のことです。
カゼインホスホペプチドは、カルシウムと一緒に配合することで、カルシウムの吸収性を高める力を持つ。
カルシウムが腸内でリン酸と結合するのを防ぎ、体内でのカルシウムの吸収性を高めるはたらきがあるため、健康な骨づくりという観点から注目されています。
最近では健康食品やデザートなどにも応用されています。

「美容と栄養」

CoQ10
CoQ10とはコエンザイムQ10のことです。
コエンザイムQ10は体内でも合成されている抗酸化作用のあるビタミン様物質です。
別名ビタミンQ、CoQ10とも呼ばれ、細胞内で炭水化物や脂肪からエネルギーを発生する際に欠かせない成分です。
血糖や脂肪酸からATPを生成するときにもCoQ10が重要な役割を担っています。
さらに、抗酸化力、免疫機能の強化、心臓機能の維持といった作用を持っています。
動脈硬化の予防や、疲労回復、加齢に伴う肌のトラブルにも効果的です。
しかし体内で合成できる量は20歳前後を境に減少します。
コエンザイムQ10は食品には極微量しか含まれておらず、かつ吸収されにくい性質があるため、サプリメントで積極的に補うといいでしょう。

▲サプリメントの利用について
コエンザイムＱ10は体内でも合成されていますが、細胞内の濃度は加齢とともに減少することがわかっています。
コエンザイムＱはあらゆる生物に存在するので食品からも摂取できますが、より効率的に取り入れる方法としてはサプリメントの利用があります。
サプリメントを購入する場合は、コエンザイムQ10についてよく理解し、納得した上で商品を選ぶといいでしょう。