「美容と栄養」

プロポリス
プロポリスの語源は、ラテン語のpro(プロ=前、正面)とギリシャ語のpolis(ポリス=都市)に由来します。
これはミツバチの巣を都市に見立てて、その前で「敵の侵入を防ぐ城壁」を意味しています。
プロポリスはミツバチが樹木から集めた樹脂にミツバチの分泌物が混合してできたものです。
プロポリスは、ミツバチが自然の法則に従って、植物や樹木の新芽や樹皮のキズの部分から出てくる樹液を集め、それを自らの唾液で混ぜ合わせて作るヤニ状の粘着性の高い固形物で天然薬理物質の宝庫、天然抗生物質です。
強い殺菌・消毒作用があり、ミツバチはこれを巣の入り口に塗ることで、素へウイルスや菌が入り込むことを防いでいます。
天然の抗菌・抗生物質です。
アミノ酸、脂肪酸、ビタミン類、ミネラル類をはじめ、フラボノイドも豊富に含まれています。
抗菌・抗炎症、免疫強化、外傷や皮膚炎、自然治癒力の向上などに有効です。
ミツバチが集める樹木によってそれぞれ得意とする効能に差が出てきます。


主成分
・フラボノイド
・有機酸
・桂皮酸誘導体 (アルテピリンC、p-クマル酸など)
・テルペノイド
・セルロース
・アミノ酸

ミネラル類
健康に不可欠な栄養素
・マグネシウム
・マンガン
・カルシウム
・鉄
・銅
・亜鉛

ビタミン
体調を整える栄養素
・プロビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンE
・ビタミンP
・ナイアシン
・葉酸

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プロペシア
米国の大手製薬会社メルク社により開発された内服薬。
成分はフィナステライド。
男性型脱毛症に効果があり、１９９７年に米国食品医薬局FDAの承認を受けている。
プロペシアは飲む育毛剤です。
男性型脱毛症の進行を抑制します。
本来は前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として開発された医薬品ですが、副作用として異常発毛をみたことから発毛剤として利用されるようになりました。
一般名ではフィナステリドといいます。
米食品医薬品局(FDA)にも認可されています。
フィナステリドは脱毛の原因となる5α-リダクターゼという酵素の働きを抑えることで脱毛を防ぐ働きをします。
5α-リダクターゼは男性ホルモンに働く酵素なので、プロペシアの作用も男性のみが対象となります。
プロペシアは３ヶ月〜６ヶ月程度で効果が出る人が多いようです。
最初の１ヶ月は初期脱毛が起こる可能性が高く、その辺を考慮に入れて服用しなければなりません。
また、フィナステリド系医薬品全般に言えることですが、それぞれ以下の副作用が確認されています。

＜プロペシアの副作用＞
性欲減退、勃起機能不全、頻尿、頭痛、腹痛、下痢等

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プロビタミンA
植物性食品にはカロチンというかたちで含まれているビタミンA。
でも、カロチンはビタミンAではなく、体内へ吸収され小腸からビタミンAに変換されます。
ここで変換されなかったものは、肝臓やその他の組織にてビタミンAに変換される場合もあります。
変換は主に小腸で行われます。カロテノイドには約600種類ありますが、そのうちの約50種類がプロビタミンAです。
このように、ビタミンAになる前の物質であることからプロビタミンAとも呼ばれています。
ビタミンAは健康のために重要なビタミンですが、摂り過ぎると過剰症を引き起こすため、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるプロビタミンAの形で摂取することが望ましいと言われます。
βカロチンは緑黄色野菜に多く含まれています。