馬油
馬油とは、昔から切り傷や火傷の治療に使われてきた馬から取れる油のことです。
馬油とは、馬の脂肪を長時間煮て、不純物をろ過した油のことで、日本では昔から火傷、肌荒れ、ひび、あけぎれ、切り傷、痔などに使われていた民間治療薬です。
馬油は微量でも伸びがよく、皮膚内に入り込み、油膜を張って細胞を保護したり、体内に入り込んだ細菌類を油の中に封じ込んで細菌の働きを抑え、細菌の侵入感染やブドウ球菌などの侵入を防ぐ作用があるといわれています。
馬油の特徴は動物性脂肪にもかかわらず、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれていて、脂肪酸のバランスが非常によくとれている点です。
一般的に不飽和脂肪酸は腐りやすいが馬油にはビタミンEが含まれているのでその心配はありません。
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