パラフィン
パラフィンとは、温めた「ろう」のこと。 しかし、普通のロウとは違い、より低い温度で溶ける。
パックなどに使われる。
温熱効果による発汗と血行促進・代謝促進効果で肌がしっとりし、リラックス効果もある。
天然系のパラフィンには、ミツロウの他にも櫨や米ぬか等からとれるものがあるが、希少です。
パラフィンは、普通のロウとは違い、より低い温度(55℃)で溶ける。熱伝導率が高く火傷しにくいのが特徴であり、熱容量が大きいために、冷めにくく、深部まで熱が伝わります。
エステのパラフィン浴では、パラフィンの厚ぼったい皮膜を手足や指に作り、手足を温めて血流を促進、自律神経にも作用し、体調を整えられます。
体前進に行なう場合は、専用のフィルムで体を包み、その上からパラフィンパックをして、さらにパラフィンシートにくるんで熱を完全に閉じ込めます。
サウナの3倍以上もの発汗があり、新陳代謝アップは絶大です。
手軽なネイルパラフィンもあり、ネイルで痛んだ爪や指先をケアします。
<パラフィントリートメントの効果>
エステサロンやネイルサロンで期待される効果としては、
・リラックスする。(ヒーリング効果)テクノストレスの解消。
・発汗が促され手足がしっとりする。(保湿)
海外では、血行が良くなりますので、リフレクソロジーなど各種マッサージの前や後に行い、ほぐす効果を高めています。
ご家庭で使用される場合は、寒い日に手を暖めたり、冷え性の足を寝る前に暖めるなど、純粋に暖める為にもご使用いただけます。
海外の病院などでは、温熱療法として治療目的でも行われています。
一般に膜の層数を増やせばそれだけ、保温もよくなり、効果が高まるとされています。