【食事ダイエットの種類】
カシスダイエット
カシスダイエットとは、サプリメントやドリンクなどでカシスを摂取します。
カシスはイチゴなどと同じベリー類に分けられる果物で、オレンジの3〜4倍のビタミンCを始め、ビタミンA、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
また、ブルーベリーや緑茶などよりも強い抗酸化力を持つ「カシスポリフェノール」には、血流改善作用があるとされて、血行不良によるクマにカシスが効果的だと注目されています。
カシスは「ポリフェノール」だけではなく、さらに「アントシアニン」が含まれていることから、最近ではカシスの抽出物は健康食品にも用いられるほどで、その様々な効果は世界中で研究が進められています。
カシスは古くから食用や薬用として利用されてきたベリーの仲間です。
欧米では、ジャムやリキュールなどに加工されるだけでなく、民間薬としての薬効が注目され、主に薬用として栽培されるようになりました。
<学術名>
Ribes nigrum L.
<分類 >
ユキノシタ科スグリ属フサスグリ亜種
学術分類上はユキノシタ科スグリ属フサスグリ亜種に分類されます。
白フサスグリ、赤フサスグリとともに3種類のフサスグリ亜種の中のひとつです。
一般にベリーの仲間とされているストロベリー(バラ科オランダイチゴ属)、ブルーベリー(ツツジ科スノキ属)、ラズベリー、ブラックベリー(いずれもバラ科キイチゴ属)とは別種類の植物です。
<特 徴>
高さ2メートルくらいの落葉の低木で、北欧やニュージーランドなど寒い地方に生育し、日本では6〜8月に黒っぽい実をたくさんつけます。
実は直径1cm弱で、アントシアニンが豊富なため、果肉まで紫紺色。酸味が強く、芳香があります。
原産地文献などがないため原産地ははっきりとわかっていませんが、ヨーロッパが原産でシベリアやチベットなどのユーラシア大陸に広く分布していったと言われています。
ヨーロッパでは16世紀から、北アメリカでは移住とともに栽培と品種改良が進み、世界に広がっています。
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