【食事ダイエットの種類】
ギムネマ・シルベスタダイエット
ギムネマ・シルベスタダイエットとは、ギムネマ・シルベスタに含まれるギムネマ酸を摂ると、甘いものを食べても甘みを感じさせなくなるので食欲がなくなって肥満防止になるというダイエット方法。
ギムネマ・シルベスタは、インド中南部産のガガイモ科の植物で、別名グルマール(糖を壊すもの)と呼ばれています。
食べものは胃の働きでブドウ糖に分解されて、小腸の酵素によって体内に吸収されますが、ギムネマ酸を摂ると、小腸の酵素をブロックしてブドウ糖を吸収する量が大幅に減少します。
ブドウ糖の吸収率が下がれば、血糖値も上昇せずインスリンの分泌も抑えられるため、脂肪がたまりにくくなります。
肥満や糖尿病のコントロールに有効とされるのは、このような作用があるからです。
小腸で吸収されなかったブドウ糖が、大腸で善玉菌のエサとなって、腸内細菌バランスがよくなるので、便通をよくする働きもあります。
またギムネマ酸は虫歯菌のもつ酵素の活性を阻害するので、歯垢ができるのを防ぎ虫歯予防効果もあります。
インドでは2000年以上も前から糖尿病治療に使用されてきた。
その理由は、ギムネマ・シルベスタに含まれるギムネマ酸という特殊な酸を摂ると舌の甘味を感じる部分にくっつき、1〜2分で食べ物の甘いものを感じなくさせてしまい、その回復には1時間以上かかります。
甘みを感じなくなることで食欲がなくなり、食事制限をしている糖尿病患者にとって効果的です。
ギムネマ・シルベスタは主にサプリメントまたはギムネマ茶で摂りますが、食前、食中に摂ると、甘みを感じにくくするので食後に摂るとよい
血糖値が上昇するのが食後30分ぐらいなのでそれまでに摂る。
<注意>
糖尿病で血糖降下剤を服用している人は、ギムネマ・シルベスタを併用すると低血糖を起こす可能性があるので注意が必要である。
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