【運動ダイエットの種類】
スクワットダイエット
有酸素運動で最も手軽に出来るものが、スクワットです。
スクワットとは、立って、座ってを繰り返す運動です。
スクワットとは、立ったりしゃがんだりを繰り返すことで脚周りの筋肉を鍛えるトレーニング法です。
スクワットは、ふとももやお尻周りを鍛えるのに適したトレーニングです。
地味な運動のように思えますが、実は簡単ダイエットには効果的な運動なのです。
人間の筋肉の70パーセント以上は下半身にあるといわれています。
筋肉がある人は基礎代謝が高まるので太りにくくなります。
そのため、スクワットで下半身を鍛えることがダイエットには効果的です。
スクワットの方法です。
<基本的な方法>
まず、手を頭の後ろで組んで、足を肩幅より広めにして立ちます。
背骨をピンと伸ばしたまま、膝をまげて腰をおとします。
また、元の立った状態に戻ります。
あわせて、腰をおとす時に息を吸い、上げる時に息をはくようにします。
これを10回繰り返すことで1セットになります。
筋肉痛にならない程度に、1日に何セットでもおこなってください。
また、体のバランスがとれない人は、無理に腕を組まなくても大丈夫です。
膝を曲げる角度も自分のできるところまででOKです。
リバウンドしないダイエットには筋肉トレーニングが不可欠です。
スクワット運動なら、いつでもどこでも運動が苦手な人でもできます。
お尻の筋肉(大殿筋)、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)、太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)、膝下の後ろ側の筋肉(下腿三頭筋)を鍛えることで、ヒップがあがり引き締まった脚になります。
<効率的な方法>
簡単ダイエットにつながる、筋肉を刺激するスクワットの運動法をお教えしましょう。
まずは、アキレス腱を伸ばすような姿勢で、片足を前に出し、前後に足を開きます。
そしてそのまま腰を落としてスクワットをします。
この時、両手にダンベルを持って行うと更に効果はアップしますが、無理はしないことが鉄則です。
次は傘を使ってみましょう。
傘を鎖骨の辺りにくるように持って、足を肩幅ぐらいに開き、つま先はやや外側を向けます。
傘が床と平行になるように保ちながらスクワットをします。
これは、太ももの前面を引き締めてくれる、簡単なダイエット運動になります。
次は、椅子に腰掛けるような感じで太ももが床と平行になるように腰を落としていきます。
この運動は、両足幅を普段のスクワットの時より大きく取るのがコツです。
太ももの内側の脂肪を落としてくれる効果のある、簡単なダイエット運動です。
<体脂肪のダイエット・体操プログラム>
1.
全て腹式呼吸。鼻から息を吸って、口からフーと出す。
2.
この体操はストレッチ的でゆっくりとすることが大切。全部で約20分位です。
3.
無理をせず、始めは10回からでも可。行ないたい部分だけでも可。
4.
お風呂上りが効果があるようです。食後は止めて下さい。
5.
女性の体脂肪は、25以下。
男性は、20以下がベストです。
6.
足を乗せる体脂肪計は下半身、両手で測る体脂肪計は上半身の数値です。
整形外科で、寝て電極を足と手に付けて測る体脂肪計が、正確なデータです。
でも、大体を目安にして良いと思います。
【注意】
腰痛のある時は、絶対にしないで下さい。
痛みが無い時に行なってください。
身体に負荷が大きく、消費カロリーも大きいが、反面筋肉に負担がかかり、腰や膝関節を痛めやすいトレーニングでもあります。
やりすぎは筋肉痛の苦しみを味わうことにもなります。
初めのうちは一日10回程度にし、徐々に回数を増やしていくようにするのがよいでしょう。