【医療ダイエットの種類】
ゼニカル、防風通聖散併用療法
<防風通聖散とは>
この漢方薬は、体力もあり、食欲旺盛で腹回りの大きい人の肥満改善に用います。
肥満体で、動悸、肩こり、のぼせなどの高血圧症、またむくみ、便秘など、肥満による種々の病気の体質改善に本方は適用されます。
腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症として、高血圧の随伴症状(動悸、肩こり、のぼせ)、肥満症、むくみ、便秘。
【組成】
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
防風通聖散には、“防風”や“麻黄”など病因を発散して治す発散性の生薬を中心に、熱や炎症をさますもの、便通をよくするもの、無駄な水分を取り去るもの、あるいは血流をよくする生薬などがいろいろと配合されています。
これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。
病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。
<ゼニカルとは>
ゼニカルは肥満体質をコントロールする目的で用いられています。
食欲に関わらず、食事からの脂肪吸収に働きかけます。
脂肪は体内でリパーゼと呼ばれる脂肪分解酵素により体内に吸収されますが、ゼニカルはの働きを妨げ、三割の脂肪を未消化のまま体外に排出させるとされています。
<方法>
一日3回、「防風通聖散」を服用し、夕方に「ゼニカル」を1カプセル服用します。
プラス、適度の有酸素運動を行い、ご飯、パンなどの炭水化物を減らす食事制限をします。
「防風通聖散」は、体力もあり、食欲旺盛で腹回りの大きい人の肥満改善に用いられている漢方薬です。
(注意)
「ゼニカル」は医薬品です。
医師に相談された上で服用してください。
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