【食事ダイエットの種類】
黒豆ダイエット
黒豆ダイエットは、健康食品として注目されている黒豆をとることで痩せるものです。
黒豆は大豆の仲間で、正式には「黒大豆」といいます。
もちろん、大豆の栄養であるペプチドやサボニン、イソフラボンをふくんでいます。
ペプチドで脂肪が燃えやすい体になります。
サポニンは小腸で栄養の吸収を遅らせ、余分な脂肪や糖質を排出する働きがあります。
その他食物繊維やビタミンBも含んでいます。
さらに、黒い皮の部分に含まれているシアニジンは、ポリフェノールの1種で、脂肪が腸で吸収されるのを抑えて排出するという働きがあります。
ポリフェノール・アントシアニン・シアニジンは、おなか周りに脂肪が蓄積するのを抑えるとともに、コレステロールの排出を促すことがわかっています。
黒豆のシアニジンの含有量は他の食品に比べてもずば抜けて多いです。
たとえば、ブルーベリーや紅芋の約3倍です。
また、シアニジンには血小板の形を修復して血液の流れを良くすることで血圧を下げる効果もあります。
シアニジンは分子が小さいため素早く吸収されるので即効性があります。
黒豆ダイエットの方法は、1日に黒豆30グラムをお湯で煮出したものを飲むというものです。
シアニジンは水溶性なので煮汁にほとんど溶け出すからです。
まとめて作った場合、煮汁は冷蔵庫で3日保存できます。
煮るときは100度以上にすると、シアニジンが壊れてしまうので沸騰させないように気をつけてください。
黒豆の煮汁の他にも、市販の黒豆茶や黒豆酢もあります。
自分の好きな味のものを選ぶといいと思います。
このダイエットでは、大豆の栄養とシアニジンの効果で健康的に痩せることができます。
脂肪が30%をおさめる高脂肪食を1ヶ月間ラットに食べさせると、腹部脂肪量は4割も増加しますが、この脂肪食にアントシアニンを与えたラットでは、腹部脂肪量の増加が約1.5割に抑えられた実験データがあります。
肝臓に含まれる脂肪の量も抑えられ、コレステロール値が有意に下がり、中性脂肪も減るようです。
また血液サラサラ効果が高く、代謝の高い身体を維持する黒いポリフェノールは、ダイエットに効果があるといえます。
【黒豆の各種栄養】
<イソフラボン>
黒豆の胚芽部分に多く含まれている成分で、女性ホルモンと同じような働きがあります。
この成分が更年期の諸症状を緩和したり、高血圧や肥満などの生活習慣病を未然に防ぐ役割をしています。
<サポニン>
過酸化脂肪の増加を防ぎます。
つまり高血脂症を予防し脂肪の代謝を促すことにより肥満を防止させる効果があります。
<アントシアニン>
アントシアニンとはポリフェノールの一種。
活性酸素を除去することで、血液をさらさらにし体脂肪をつきにくくする働きをします。
その結果動脈硬化や高血液などの生活習慣病を予防してくれます。
<大豆たんぱく質>
必須アミノ酸11種を含む良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。
その結果コレステロール調整効果や、坑肥満効果、老化防止効果があります。
大豆パワーとアントシアニンの効果を兼ね備えた黒豆は、最強のヘルシーフードですね。
【黒豆ダイエット方法】
黒豆がダイエットにいいと言っても、豆ばかりをたくさん食べるのは、ちょっと大変です。
さらに黒豆30グラムはごはん茶碗半分のカロリーがあります。
煮豆以外に、もっと効果的にシアニジンを摂取する方法が煮汁を飲む方法です。
煮汁には大量のシアニジンが、なんと煮豆そのものより、10倍もの量が検出されたのです。
1日に摂る煮汁の目安としては乾燥した黒豆30グラムをお湯で煮出したもの。
<材料>
黒豆120g(4人分)
水2リットル
<方法>
1.水に浸し5時間つけておく
2.中火で、途中あくが出ますので取り除きながら沸騰させないように5分間煮る。
3.これをあみでこせば完成です
残った黒豆は煮豆にしたり、他の料理にも応用が可能。
そして煮汁は、冷蔵庫で保存すれば3日は日持ちします。
お手軽黒豆茶
いつでも簡単に黒豆を取り入れられる、黒豆茶を手元に置いて、お仕事や勉強の合間、家事をおえほっと一息つくときに是非黒豆茶をお試しあれ…。
<黒豆茶の作り方>
1.急須に大さじ2、3杯分の黒豆を入れます。
2.お湯を注いで3〜5分待ちましょう。
3.お湯が黒っぽくなったら、お気に入りの湯呑みに注いで召し上がれ!
健康の素ともいわれる黒豆。
簡単に摂取できる黒豆ダイエットす
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