【食事ダイエットの種類】
チョコレートダイエット
チョコレートダイエットとは、カカオ含有量70%のチョコレートを食事中に少量だけ食べることにより食欲が抑えられ、さらにカカオに含まれる成分が脂肪を燃焼させるというダイエット法です。
チョコレートは高カロリーなので普通はダイエットの大敵と思われがちですが、体内吸収率が早く短時間に血糖値を上昇させるため、食事中に少しだけ食べるだけですぐに満腹感が得られ、それ以上の食欲を抑える働きがあります。
カカオには、タンパク質、アミノ酸、脂質、糖分、炭水化物、食物繊維、テオブロミン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛やその他ミネラル、ビタミンEなどたくさんの栄養素が豊富に含まれています。
中でも最近注目されているのは、抗酸化作用のあるカカオポリフェノール。
抗酸化作用とは、老化の原因などになる活性酸素を除去する働きのこと。
ポリフェノールとは、植物の葉や花、茎などで光合成によってできた苦味・渋味成分のことで、主要なものだけでも300種類以上あると言われています。
そのうちの一種がチョコレートの主成分であるカカオに含まれているカカオポリフェノールなのです。
またカカオには「カカオポリフェノール」という抗酸化作用がある成分がたっぷり含まれており、老化防止や動脈硬化防止、ストレス解消などの効果があると言われています。
またカカオには脂肪分解酵素リパーゼの働きを活発にし、脂肪が血中に残すのを防ぐため、結果的に体脂肪が上がりにくくなるのです。
ただし、ダイエット目的のためのチョコレートは必ずカカオ含有量70%のものを選ぶこと。
それ以下のものは砂糖の量が多く甘いためダイエットに逆効果となりますので注意しましょう。
また1日に食べる量は50グラムを超えないようにし、くれぐれも食べ過ぎないようにしましょう。
【チョコレートダイエットのポイント】
1.
カカオ含有量70%以上のチョコレートを選びましょう。(ちょっと苦めで大人の味です)
2.
1日の摂取量は50gに抑えること。(板チョコで半分程度。だから少しずつ食べましょうね)
3.
食前などの空腹時に少量をゆっくりたべましょう。
<カカオポリフェノールの効果>
・動脈硬化の予防
カカオポリフェノールには、動脈硬化を引き起こす原因である血中の悪玉コレステロールを除去したり、活性酸素による動脈硬化の進行を防ぐ作用があります。
また、動脈硬化は生活習慣病に直結する病気でもあるので、広い意味で生活習慣病の予防にも役立ちます。
・ガンの予防
カカオポリフェノールの抗酸化作用が、細胞がガンになるのを防いだり、ガン細胞の増加を防いだり、免疫力を強化します。
・ストレス対策
身体的ストレスにうまく適応したり、ストレスによって増加するホルモンの分泌を抑えたり、精神的なストレスに対する抵抗力を強めることができます。
・アレルギー対策
カカオポリフェノールには、アレルギー症状を引き起こす活性酸素の過剰な発生を抑えたり、抗体や炎症を起こす物質を作らないような作用があります。
花粉症対策にも最適です。
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