【食事ダイエットの種類】
ヨーグルトダイエット
ヨーグルトダイエットとは、ヨーグルトを摂取することで腸の働きを活発化させ、体内で蓄積された廃棄物を体外へ排出し、便秘や下痢を改善・予防ができる、いわば腸をお掃除してくれるダイエット方法です。
【ポイント】
1)
週末プチ断食にも使える
2)
マグネシウムを補給すればさらにパワーアップ
3)
1回にたくさん食べないで1日数回に分けて食べる
【ヨーグルトのダイエット効果】
ヨーグルトというと、乳酸菌の効果で整腸作用があるということは、もはや誰でもが知っていることです。
乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やして、腸内細菌のバランスを改善してくれるので、便秘を改善する効果があり、いつもすっきりおなかになれます。
2005年、ヨーグルトを食べると体脂肪率や体重が減少するという報告が注目を集めました。
一般的に乳製品をたくさん食べると脂肪が増えるといわれていますが、ヨーグルトに含まれているカルシウムがダイエットに効果的ということがわかったのです。
ヨーグルトは、乳酸菌ではっ酵する過程で牛乳中のたんばく質が分解され、カルシウムが乳酸と結びつき乳酸カルシウムという消化吸収しやすい形になるため、牛乳よりカルシウム吸収率も高いのです。
体内に十分なカルシウムがあると脂肪が増えにくく、脂肪の分解が進み、その結果、脂肪細胞が小さくなるのです。
さらに、カルシウムの摂取量が多いと、カルシウムとくっついて便で排出される脂肪の量が多いということも研究でわかっています。
【効果的なヨーグルトのとり方】
ヨーグルトは、1日500グラムとることが理想的で、そうすると、カルシウムを600ミリグラム摂取することになります。
ただし、1回に500グラムを食べるのではなく、朝食代わりに200グラム、昼食と夕食前に150グラムというように、数回に分けて食べるほうが効果的です。
ヨーグルトを使った週末プチ断食という方法もあります。
土曜・日曜日の3食を100〜120グラムの食べきりサイズのプレーンヨーグルトだけにします。
そのほか、ビタミン、ミネラルはサプリメントで補給して、十分な水分補給をします。
このような週末プチ断食をするときは、前日の金曜日と週明けの月曜日の食事を軽めの和食にするのがポイントとなります。
ダイエットで食べるヨーグルトは、低脂肪、低糖のプレーンタイプにします。
カルシウムを強化したものも市販されています。
また、ナッツなどマグネシウムを含んだ食品、ドライフルーツなど食物繊維をたっぶり含んだ食品をトッピングすることで、ヨーグルトがさらにパワーアップします。
ヨーグルトは、一気に食べると下痢をすることもあります。
腸が敏感な人は、ゆっくり食べるようにし、また、下痢が続くようなら、そのヨーグルトに含まれている乳酸菌と体の相性が悪いということになります。
ほかのヨーグルトに変えてみたほうがよいでしょう。
<アロエヨーグルトはお勧めです。>
ヨーグルトに含まれる善玉菌は、胃を通過するときに胃酸にダメージをうけてしまうそう。
しかし、アロエと一緒に摂取することで、胃酸の影響を受けにくくより多くの善玉菌が腸に届きます。
アロエは古くから薬草として重宝されており、別名「医者いらず」とも呼ばれています。
アロエとヨーグルトを組み合わせれば、胃が弱い方にもお勧めです。
<やせるヨーグルトの作り方>
1.
市販のプレーンヨーグルト400gにスキムミルク60gを加えて混ぜ合わせます。
この量で1日分です。
2.
乳酸菌を増やすために紙ナプキンと輪ゴムでふたをして20度〜30度の室温で12時間程度寝かせます。
3.
乳酸菌たっぷりのやせるヨーグルトのできあがり!
<さらにやせるヨーグルトの作り方>
1.
水400ccを火にかけます。
2.
スキムミルク100gを混ぜ合わせます。
3.
40度位になったら鍋を火からおろして、プレーンヨーグルト40gを加えてダマが出来ないようによく混ぜ合わせます。
4.
3を別の容器に移します。
5.
4を紙ナプキンと輪ゴムでふたをします。
6.
さらにタオルで包んで、40度位の温度を保てる所で6〜8時間寝かせます。
7.
乳脂肪をほとんど含まないスーパーやせるヨーグルトのできあがりです
【カスピ海ヨーグルトとは】
<カスピ海ヨーグルトの特徴>
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、人間の健康のために非常に有用な働きをすることは、よく知られるようになりました。
カスピ海ヨーグルトの乳酸菌も、さまざまな健康効果を持っています。
家庭で手軽に作れ、酸味やヨーグルト独特の匂いがないことから、 ヨーグルトが苦手な方に食べることが出来ます。
カスピ海ヨーグルトに最も多く含まれているのは、「クレモリス菌」(学名・ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス)という乳酸球菌です。
クレモリス菌は、国内のヨーグルトにはほとんど使われていませんが、チーズを作るときの種菌としてよく使われています。
ところがカスピ海ヨーグルトのクレモリス菌は、乳酸を作ると同時に多糖体から成るネバネバとした物質を作り出し、周囲に放出するという、ユニークな特徴を持っています。
この粘性物質には体の免疫機能を高めたり、コレステロールを減少させる作用があるといわれています。
また消化に強く、分解されずに腸内にまで到達し、スムーズに便を排泄させるという食物繊維のような働きもあるそうです。
乳酸菌の働きにより腸の運動を盛んにし、さらにこの粘性物質の働きが肥満の大敵である便秘を改善。
こうして体のなかからきれいさっぱり、ダイエットにも一役買ってくれる、というわけです。
PR