【食事ダイエットの種類】
菊芋(キクイモ)ダイエット
菊芋(キクイモ)ダイエットとは、菊芋(キクイモ)を摂取するダイエット方法です。
菊芋(キクイモ)は、サプリメントでも販売されていますので摂取しやすい方法をお選び下さい。
菊芋は、北アメリカ原産の植物で、根に塊を作りますが、ジャガイモなどのデンプンを主体としたイモ類ではありません。
救荒作物として栽培されたが、野生化しているのが現状とのこと。
菊芋は、キク科の多年草。菊芋の高さは1.5〜3メートルの植物で、茎・葉に粗い毛があります。
葉は長楕円形をしていて、秋に黄色の大きな頭状花を開きます。
地下茎は塊状でイヌリンを含み、食用、またはアルコール・果糖の原料にします。
菊芋にはイヌリン、ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、酵素等が豊富 に含まれていますが、なかでも血糖値をコントロールするイヌリンという 多糖体が『低インシュリンダイエット』の効果を促進します。
そして、イヌリンは胃の中で水分を含んで膨らみゲル状となり、腸官に移動し、腸の粘膜を包みます。
すると、食事から摂った糖質や 脂肪は腸から吸収されずに、排泄されることになります。
糖が吸収されなければ血液中の糖分や脂肪分は増えません。
また、膵臓は インシュリンを分泌させないで済むので、中性脂肪の蓄積量が減り、太りにくくなります。
<菊芋の成分>
菊芋の成分(キクイモエキス末100g中)参考値
タンパク質:1.0g
糖質:21.2g
食物繊維:0.1g
イヌリン:2.42g
灰分:1.4g
エネルギー:89kcal
ナトリウム:16.7g
亜鉛:47μg
<菊芋の効果・効能>
・菊芋はβカロチン、ビタミンC、亜鉛、セレン、サポニン、フラボノイドなどの抗酸化成分により活性酸素を消去する。
・菊芋は低カロリー食品、80%の成分が吸収されず栄養にならないダイエット効果がある。
・食事の糖やコレステロールとともに脂肪も体外へ排出される。
・菊芋に含まれる鉄分は、ヘモグロビンや鉄ポルフィリンの活性化作用がある。
・菊芋のイヌリンは低カロリーのため、糖尿病の栄養制限に適している。
また、イヌリンは、多糖類で糖質にデンプンが無く、血糖値が上昇しにくい。
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