「美容と栄養」
しそ油
しそ油(えごま油)とは、シソ科のシソ、または同じ仲間の
エゴマの実から搾られる油です。
「紫色で生命を蘇らせる」という意味の名を持つシソは、古くから発汗作用、胃の働きの促進、利尿作用に優れた効果があるといわれ、漢方でもおなじみの生薬です。
栄養価がきわめて高く、カロチン、カリウム、カルシウム、鉄、各種ビタミンを豊富に含んでおり、特にカロチンはすべての野菜の中で最高クラスの含有量です。
しそ油は、必須脂肪酸(体内で合成することができず、食品からの摂取が必要な脂肪酸)であるα-リノレン酸を豊富に含む希少な油です。
α-リノレン酸は、身体の中でEPA ・DHAに変換されます。
これらの脂肪酸は、健康維持に大切な役割を果たすといわれています。
このシソの実から抽出される油には、α-リノレン酸という必須不飽和脂肪酸が70%ほど含まれています。
このα-リノレン酸はアレルギー反応を防ぐ働きがあります。
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