「美容と栄養」
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、天然色素であるカロチノイドの一種です。
アスタキサンチンは、ヘマトコッカスという藻類の一種に含まれます。
それが食物連鎖により魚介類の体内に蓄えられています。
カロチノイド系色素の一種で、鮭、イクラ、マス、オキアミ、エビ・カニ類などの赤色色素です。
エビ、カニなどのアスタキサンチンはタンパク質と結合して青緑色で存在しています。
加熱や酸処理を行うことでタンパク質から分離して赤色になります。
アスタキサンチンは抗酸化力に優れていて、β-カロチンの10倍、ビタミンEの1000倍とも言われています。
特に血液中のLDLコレステロールの酸化を抑える作用が強く、さらに、肌荒れやシワ予防、シミの抑制などにも効果があります。
また睡眠を調節しているメラトニンの酸化を防ぐことで正常な睡眠リズムを維持する作用があることもラットによる実験で明らかになりました。
アスタキサンチンは、生体内に取り込まれると一部が必要に応じてビタミンAに変わります。
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