「美容と栄養」
バレリアン
バレリアンはヨーロッパ原産のオミナエシ科のハーブで、古代ギリシャ時代から安眠を誘うハーブとして利用されてきました。
アメリカでは抗ストレスサプリの中でセントジョーンズワート(ハーブの一種)に次ぐ人気です。
日本でも江戸時代から蘭方薬の「かのこ草」として利用されてきました。
不眠に悩む人が増えている現代社会で、副作用性の低い安眠ハーブとして注目されてきています。
バレリアンの成分であるバレレノール酸やアセチルバレレノール酸は脳内のギャバの放出を増やす働きがありますが、ギャバはイライラを鎮め精神を安定させる作用があるので、これが安眠を促進すると考えられています。
<バレリアンの効果>
ハーブや薬として利用される根には独特の強い臭いがあります。
この臭いの元であるイソ吉草酸が有効成分で、脳の中枢神経を穏やかに抑制するとみられています。
このリラックス効果とともにさらに睡眠作用にも優れており、西欧諸国では不眠治療薬として利用されています。
また、筋肉の緊張をほぐす働きもあり、首や肩のこり、喘息、緊張性の胃痛や腹痛、生理痛を改善する効果も期待できます。
<効果のある症状>
・ストレス
・不眠症
・首や肩のこり
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