「美容と栄養」
ビタミンA
ビタミンAには植物からとる「カロチン(βカロチン)」と動物からとる「レチノール」の2種類があります。
レチノールはとりすぎると食欲不振や吐き気などの過剰症状が起こります。
カロチンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されるので過剰症状が起こりません。
ビタミンAは脂溶性で熱にも強いので、油と一緒に摂取するか、油で調理して摂取すると吸収率が上がります。
ビタミンAとは、視力の維持を助け、皮膚や粘膜の健康維持を助ける、肺・気管支などの呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつける、成長を促進するなどの働きをもつ栄養素。
不足すると暗がりで物が見えない夜盲症になります。
さらに、ビタミンB、E、D、カルシウム、リン、亜鉛は、ビタミンAが十分でないとその効果が発揮されません。
脂質に溶ける脂溶性ビタミンなので、油で炒めて食べると吸収率が上がる。
ビタミンAの一日の摂取基準量(成人)は男:600μg、女:540μgです。
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