「美容と栄養」
メチオニン
メチオニンとは、たんぱく質を合成するアミノ酸のひとつで、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸のひとつ。
L-メチオニンとも呼ばれます。
硫黄を含んだ含硫アミノ酸です。
体内ではタウリンやグルタチオン、シスチンに変換されます。
シスチンは髪の毛の材料であるケラチンの成分です。
白髪や薄毛の原因のひとつにメチオニン不足があげられます。
メチオニンは生体内で生理活性物質の生成や代謝に関わっており、脳が誤った情報を伝える原因となるヒスタミンの血中濃度を下げる働きがあり、また、即効性の抗うつ作用も持っている。
このほか、肝臓でのレシチン生成を促進し、コレステロール生成を抑制、さらに脂肪を乳化することで肝臓に脂肪が蓄積して起こる脂肪肝を抑制する。
メチオニンは肝臓の働きをサポートし、代謝を助けます。血中コレステロール値をコントロールします。
また、アレルギーを引き起こすヒスタミンの血中濃度を下げます。
食品では動物性タンパク質や卵などに多く含まれます。
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