「美容と栄養」
海藻
海藻には海水のミネラルが凝縮されています。
またビタミン、繊維類も豊富に含まれています。
ミネラルとは、ビタミンや酵素をサポートし、体内で起きる化学反応をスムーズに行なうために必要な微量栄養素のことです。
<主要ミネラル>
体が正しく機能するために1日100mg以上の摂取が必要なミネラル
カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム・・・など
<微量ミネラル>
必要量が1日100mg以下のネラル
亜鉛、鉄、コバルト、銅、セレニウム・・・など
繊維の中でも、コンブやワカメなどの褐藻類の表面のぬるぬるは天然の多糖類でアルギン酸と呼ばれます。
アルギン酸は腸内で消化・吸収されずに排出されますが、その時に余分なコレステロールや塩分を吸着して一緒に排出する働きをします。
海藻類を食べることで、高血圧の予防や、生活習慣病の予防、老化防止とともにがんの予防にも効果が期待できます。
緑藻類や褐藻類、紅藻類の名前は色の違いによってわけられます。
色の違いは、海藻のはえている場所の水深、つまり太陽の光が届く量に左右され、浅瀬になるほど地上の植物に近い色つまり緑色になり、深さにつれ褐色→紅色と変化するのです。
●海藻と海草の違いについて
海草とは、海中に生える顕花植物のことで、花を咲かせ種子を作って繁殖します。
北海道沿岸では、スガモやアマモが知られています。
また、海藻は海中にはえる藻類を指し、花は咲かず、胞子によって子孫を増やします。
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