「美容と栄養」
蟹(かに)
蟹も同じ甲殻類の海老と同じく、高たんぱく、低脂肪の健康食品です。
蟹の肉にはアミノ酸の一種タウリンが豊富に含まれています。
タウリンは血圧の降下・胆石や動脈硬化の予防のほか、肝機能の強化、疲労回復や視力の向上にも効果があります。
カリウム、リンなどのミネラル分も含まれており、ワタリガニのように亜鉛や銅を多く含んでいる種類もあり、貧血防止、強精や味覚障害の矯正に有効です。
甲羅に含まれるキチン(多糖類)とキトサンも血中コレステロールの上昇を防ぎ、アレルギーなどの体質改善の促進や抗菌作用も注目されています。
赤い色を生み出しているアスタキサチンは、強い抗酸化作用を持っており動脈硬化やガンの予防、老化を抑える効果も期待されています。
コレステロールを除去するタウリン、キチン、アスタキサンチンも含まれています。
アスタキサンチンは赤い色素のカロチンで、活性酸素の抑制に効果があります。
またかに味噌には核酸も含まれています。
蟹100g中には、カルシウム/75mg、鉄/0.5mg、リン/260mg、タウリン/550mgなどが含まれています。
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