「美容と栄養」
カテキン
カテキンとは緑茶などに含まれるポリフェノールです。
代表的なお茶には、緑茶,ウーロン茶,紅茶があります。
カテキンはお茶の水溶性成分の中でも、10〜18%を占め、もっとも多く含まれている有効成分で、お茶にしか含まれない独特の成分です。
苦味や渋み成分のことで、ポリフェノールの仲間です。
以前は「タンニン」と総称されていました。
カテキンの働きは主に抗酸化作用です。
カテキンは体内でも血液中に存在して、抗酸化作用を発揮します。
茶は動脈硬化症の予防、血中コレステロールや中性脂肪、血糖値の上昇を抑えることもわかっています。
ダイエットや生活習慣病の予防にも効果的です。
また、体内のコレステロールのバランスを保ったり、血糖値の上昇を抑える効果、糖尿病の合併症に対する効果もあると言われています。
カテキンは、構造の違いによってエピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートの4つに分けられます。
中でも、エピガロカテキンガレートの活性が最も強いと言われています。
緑茶にはこのエピカテキンガレートやエピガロカテキンが多く含まれています。
カカオ(コーヒー)にはエピカテキンが含まれます。
エピガロカテキンガレートの抗酸化力は、抗酸化力が高いといわれているビタミンEの約20倍あると言われています。
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