「美容と栄養」

アスコルビン酸
アスコルビン酸(ascorbic acid) とはビタミンCの化学物質名です。
ビタミンCは無色の水溶性ビタミンで不足すると、細胞の組織が破壊され出血する壊血病と呼ばれる病気になることから、壊血病ビタミンとも言われています。
アスコルビン酸には、その他にメラニンの抑制やコラーゲン合成の促進、抗酸化作用などさまざまな性質があるります。
アスコルビン酸は、シミやしわ予防として塗り薬や化粧品に配合されている。
皮脂の酸化を抑えて炎症を抑えるので、特にニキビに効果的といわれている。
市販されているジュースに「酸化防止剤」としてよく使われている。
人間の体内では作り出すことができない成分なので食品やサプリメントから摂取する必要があります。
ミカンやレモンなどの柑橘類、キウイ・いちご・メロンなどの果物や野菜類などに多く含まれています。

【用途・効用】
美白効果、コラーゲン生成促進、抗酸化作用として製品の酸化防止剤としての役割も

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小豆
小豆(あずき)の半分以上は、エネルギー源となる糖質です。
小豆の紫色は抗酸化力のあるポリフェノールやアントシアニンで、その他、血液をサラサラにする効果のあるサポニン、食物繊維、鉄分、カリウム、ビタミンB群、タンパク質などを含んでいます。
サポニンは煮汁に含まれるのでお汁粉や赤飯などだと効率よく摂取できます。
小豆の皮に含まれる「サポニン」という成分は、血液をさらさらにする効果がある。
小豆100g中には、たんぱく質/20.3g、鉄/5.4mgカリウム/1500mg、ビタミンB1/0.45mg、食物繊維/17.8gなどが含まれます。
北海道の小豆では、普通小豆、大納言小豆、白小豆の種類別に以下のような優良品種があります。

▲普通小豆　　
エリモショウズ、
きたのおとめ、
しゅまり、
サホロショウズ

▲大納言小豆　
アカネダイナゴン、
ほくと大納言、
とよみ大納言

▲白小豆　　　
ホッカイシロショウズ、
きたほたる

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アシタバ
明日葉(アシタバ)はセリ科の緑黄色野菜です。
明日葉という名称は｢今日摘んでも翌日には新芽が出る｣として名付けられたほど生命力がとても強い植物です。
アシタバにはセリ科の植物に含まれるクマリンはもちろん、βカロチンやビタミンC、B群などのビタミン類や、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル類、アミノ酸や食物繊維などが豊富に含まれています。
明日葉の茎を切ったときにでるネバネバとした黄色い汁には、明日葉特有の｢カルコン｣という成分が含まれています。
カルコンは胃酸の分泌を抑え潰瘍を鎮めたり、アレルギー抑制、ガン抑制、血栓防止などの作用があります。

＜アシタバの効果・効能＞
便秘防止や利尿・強壮作用があるとされ、緑黄色野菜としてミネラルやビタミンも豊富なことから、近年健康食品として人気が高まっている。
特徴的な成分としては、カルコン類（キサントアンゲロール）やクマリン類を含み、これらは抗菌作用を持つ。
枯れる前に掘り起した根は薬用として朝鮮人参の代用品に利用されている。