「美容と栄養」

アスパラギン
アスパラギン (NH2COCH2CH(COOH)NH2) とは、アミノ酸のひとつで、2-アミノスクシンアミド酸のこと。
アスパラガスからはじめて単離されたことによりこの名がつきました。
蛋白質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸です。
生体内では、アスパラギン酸からアスパラギンシンテターゼにより生合成され、また逆にアスパラギンはアスパラギナーゼによりアスパラギン酸とアンモニアに分解されます。
中性極性側鎖アミノ酸に分類されグリコーゲン生産性を持つ。
アスパラギンは、アスパラガスの芽の抽出物から取り出したアミノ酸の結晶。
アスパラギンは、200年ほど前にフランスで発見された。

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アスパラガス
アスパラガスとは、たまねぎやねぎ、にんにく、にらと同じユリ科の野菜。
アスパラガス(グリーンアスパラガス)100g中には、カリウム/270mg、ビタミンC/12mg、カロチン/340μg、食物繊維/1.7g、ビタミンA/45μg、ビタミンE/1.4mgが含まれます。
アスパラガスは、疲労、高血圧、動脈硬化、貧血の予防に効果があります。
グリーンアスパラガスのほうがホワイトアスパラガスよりもカロチンなどの栄養素が豊富で、アスパラギン酸というアミノ酸の一種が含まれていて高い疲労回復効果があります。
また乳酸などの疲労物質を取り除く働きがあります。
※1μg(マイクログラム)＝1/1000mg

【アスパラガスの旬】
３月中旬〜９月初旬　

【アスパラガスの保存方法】
常温保存可能
そのままの状態で１〜２日

冷蔵保存可能　
ぬらしたペーパータオルに包み、
ポリ袋へ入れて２〜３日　

冷凍保存可能　
かためにゆでてから使いやすい長さに切り、袋やラップで密閉し、２週間

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アスタキサンチン
アスタキサンチンは、天然色素であるカロチノイドの一種です。
アスタキサンチンは、ヘマトコッカスという藻類の一種に含まれます。
それが食物連鎖により魚介類の体内に蓄えられています。
カロチノイド系色素の一種で、鮭、イクラ、マス、オキアミ、エビ・カニ類などの赤色色素です。
エビ、カニなどのアスタキサンチンはタンパク質と結合して青緑色で存在しています。
加熱や酸処理を行うことでタンパク質から分離して赤色になります。
アスタキサンチンは抗酸化力に優れていて、β-カロチンの10倍、ビタミンEの1000倍とも言われています。
特に血液中のLDLコレステロールの酸化を抑える作用が強く、さらに、肌荒れやシワ予防、シミの抑制などにも効果があります。
また睡眠を調節しているメラトニンの酸化を防ぐことで正常な睡眠リズムを維持する作用があることもラットによる実験で明らかになりました。
アスタキサンチンは、生体内に取り込まれると一部が必要に応じてビタミンAに変わります。