【食事ダイエットの種類】
ウォーターダイエット
「ウォーターダイエット」とは、ミネラルウォーターを飲み体の基礎代謝を上げ、やせやすい体をつくろうというものです。
ウォーターダイエットは、水をたっぷりとりながら食事をすれば、便通もよくなりダイエット効果が高まるという効果も得る事ができます。
【ポイント】
1)
水を飲みながらゆっくり食事をする
2)
ろ過式のミネラルウォーターのほうがミネラル分が多い
3)
カルシウムがたくさん入っているミネラルウォーターを選ぶ
【水を飲みながら食事をすることの効果】
昔は水太りなどといって、水を飲むと太るといわれていましたが、いまはそんな迷信は誰も信じる人がいないほど、水の効用が広まっています。
ウォーターダイエットといっても、一度に何リットルも飲んだり、水だけ飲んですごす断食ではありません。
こういった水の飲み方は、1日くらいはできるかもしれませんが、長続きしません。何日も水だけで過ごしていると、栄養不足で倒れてしまいます。
山で遭難した人が救出されるまで、水だけ飲んで何日も過ごしたというニュースを聞くことがありますが、人間の体は、とても水だけでは何日ももちません。
ここで提唱するのは、食事をしながら水を多めに飲む、というダイエットです。
食事をしながら水を飲むと食事の時間が長くなります。
そうすると、血糖値がゆっくり上昇し、インスリンの分泌を抑え、脂肪がたまらなくなります。
また、水を飲めば、早く満腹感を得られ、全体的な食事量を減らすことができます。
また、カルシウムなどミネラル分が含まれている水を飲めば、便通もよくなります。
<ミネラルウォーターを飲む効果>
・血液をサラサラにする
・豊富なミネラルによって空腹感が抑えられる
・腸に刺激を与え便秘を解消する
・新陳代謝が高まり老廃物が排出される(デトックス効果)
などが水ダイエットの効果です。
水ダイエットのやり方ですが1日2リットルを目安に飲むと良いでしょう。
朝起きた時、朝食の時、午前中の休憩、お昼休憩、午後休憩、夕食時、お風呂から出たとき、寝る前それぞれ200ml強を飲めば大体1日2リットル飲むことが出来ます。
【ダイエットに使う水の選び方】
ダイエットに使う水は、基本的に何でもよいのですが、ミネラル分を含んだもののほうが適しています。
ダイエットウォーターという商品も市販されているが、中身は普通のミネラルウォーターとほとんど変わりません。
また、国産のミネラルウォーターは、加熱殺菌されているものが多く、ミネラル分はあまり期待できません。
ただし、ろ過式のミネラルウォーターは、天然のミネラル分が含まれています。
フランスのエビアンなど、ヨーロッパのミネラルウォーターは、加熱されていないので、カルシウムの含有量が多いのが特長です。
カルシウムをたくさんとっても、吸収されるのは3分の1しかありませんが、残りの3分の2は、腸を収縮させる働きがあり、便秘を解消する効果があります。
フランスなどに旅行するとき、「生水は飲まないように」といわれますが、これは水道水の衛生状態が悪いということではなく、フランスなどの水は「硬水」といって、カルシウムなどのミネラル分が豊富に含まれているからです。
ふだん「軟水」を飲み慣れている日本人は、こういった水を飲むと下痢をすることが多いのです。
しかし逆に、便秘気味の人は、フランス旅行をしているうちに便秘が解消したということもあります。
また、日本各地に「名水」とよばれる天然水があります。
こういった水は、昔から長寿の水などといって、土地の人に飲まれてきました。
こういった水を汲んでくるのも安上がりです。
<補足注意>
水道水でも良いでしょうが必ず煮沸するようにしましょう。
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