産後 シェイプアップ
産後シェイプアップが、重要視されています。
赤ちゃんを産んだ体は、いろいろな意味でダメージを抱えています。
体力も衰えていますし、もちろん体形も。
出産を無事終えたことで、精神的には、最高の充実感を味わっているかもしれませんが、ここで、体を引き締めておかないと、緩んだ体形を取り戻すことは難しくなります。
ダイエットは、産後6ヶ月までが最も効果的といわれています。
産後ダイエットには、いろいろな方法があるでしょうが、産後には子育てが控えています。
どの方法でダイエットするにしても、過激なことはできません。
基本になるのは次の3つでしょう。
?食事でカロリーコントロール
?骨盤矯正
?産後ダイエット体操(エクササイズ)
まずは、食事でのカロリーコントロールから。
食事については、あまり制限を加えないほうがいいでしょう。
赤ちゃんに母乳を与えるならなおさらです。
産後のママの体は、授乳しているだけでカロリー消費になるのです。
母乳がよくでて、ミルクなしで育てる場合、1日に800キロカロリーほども消費します。
母乳での育児は、それだけでダイエットになるわけです。
赤ちゃんへの母乳と、自分が消費するエネルギーを計算して、普通にバランスよく食べることに専念してください。
次に骨盤矯正。
体は、本来は左右対称なんですが、偏った使い方を続けると左右の骨の位置が非対称となってきます。
とくに女性は、月の周期や妊娠・出産で、骨盤が開いたり閉じたりしています。
骨や骨盤の線を中心に正しい形に収めるのが骨盤矯正です。
一人でも行える、カンタンなストレッチもあります。
しかし、1回や2回で戻るものではありません。
慣れないと、続けること自体がストレスともなります。
整体などに通って、リラックスして矯正してもらうのが、一番でしょう。
子育ての忙しさの中、整体へ通うことで、メリハリのある生活もおくれます。
最後に、ダイエット体操です。
出産後、いきなりの体操は無理ですが、段階的に量を増やすことで、その日からシェイプアップが始められます。
初日からできることは、仰向けで寝て、深く深呼吸。
両手をおなかにあて、口から息を吐きながらおなかをへこませ、次に鼻から息を吸いながらおなかをふくらませます。
1日目からは、血行促進の足首運動です。
両足の足首をいっしょに曲げたり伸ばしたりします。
ゆっくりていねいにくり返します。
2日目からは、ひざと足首回し。
ひざをゆるめ、股関節から動かしながら、つま先までゆっくり円を描きます。
同じく2日目からは、母乳体操ができます。
1.腕を曲げ、ひじで脇を軽く8回たたく。
2.ひじで胸を下からすくいあげるように2回、回し、肩甲骨を寄せる。
3.腕を後ろから前に2回大きく回して、前で両ひじをあわせて胸をすぼませる。
3日目からは、腕回しや、腹筋も軽くできますし、そろそろうつぶせも大丈夫です。
うつぶせでは、胸を圧迫しないように、下腹部や足下に枕を入れます。
これは、体操ではなくて、リラックスタイムです。
このように、段階的種類をに増やしていくことで、無理のないシェイプアップが続けられます。
PR