【食事ダイエットの種類】
黒酢ダイエット
「黒酢ダイエット」とは、黒酢をとっていると体がアルカリ体質になり、いつまでも若々しさが保てるというダイエット法です。
黒酢は1〜3年の期間をかけて熟成発行させて作られるためアミノ酸が多く含まれています。(通常、料理酢には、アミノ酸はほとんど含まれていない)
アミノ酸には20種類(タンパク質を構成しているもの)があり、そのうちの9種類は人間の体内では合成できず、食べ物から摂取する必要があります。
この9種類のアミノ酸のことを、必須アミノ酸と呼びます。
つまり、常に食物から摂取する必要があるアミノ酸のことです。
特に黒酢には、必須アミノ酸(アラニン、アルギニン、グロニン、フェニールアラニンなど)が豊富に含まれていて、その中でも、脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化する効果を持つBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる物が多く含まれています。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)は、バリン・ロイシン・イソロイシンの三つのアミノ酸のこと。
つまり、黒酢は、脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化させるため、脂肪の吸収を抑え、脂肪の燃焼を促す働きがあります。
また、コレステロールや中性脂肪が減少して、血液をサラサラにする効果もあります。
【ポイント】
1)
黒酢30ccを毎日飲むだけのダイエット
2)
酸っぱければ水で薄めてハチミツをたらす
3)
脂っこい料理に使うと脂肪分解の効果がある
【黒酢に含まれるアミノ酸の働きとは】
酢が体にいいというのは昔から知られていましたが、近年、中国や九州・沖縄でつくられている黒酢が健康食品として注目されています。
黒酢が身体にいいのは、発酵・熟成に1〜3年かけるため、ダイエット効果があるアミノ酸が豊富に含まれているからです。
一般的に料理に使う酢は醸造酢にアルコ−ルを混ぜた物がほとんどで、これらの酢にはアミノ酸がほとんど含まれていません。
黒酢に含まれるアミノ酸は、脂肪の吸収を抑える働きと脂肪の燃焼を促す働きがあります。
そのため黒酢を日常的にとっていると、コレステロールや中性脂肪が減少して、血液もサラサラになるのです。
黒酢に含まれるアミノ酸は若返り効果もあります。
アミノ酸が体内に取り込まれると、ヒト成長ホルモンという大切なホルモンが分泌され、古い細胞を新しい細胞に変えていきます。
ヒト成長ホルモンは年を取るにしたがって、分泌が減っていくため、黒酢のアミノ酸を摂取することで、いつまでも若さが保てるというわけです。
【酢の効用、「クエン酸サイクル」】
一般の酢に含まれているクエン酸はわずか0.2%ですが、酢の主成分である酢酸とその他の有機酸のほとんどが、体内に入るとクエン酸に変化するのです。
クエン酸は、体に悪影響を与える酸性物質と結合してさまざまな酸に変化して、酸性物質を分解する働きをします。
そして、再びクエン酸に戻り、同じように酸性物質を分解していきます。
これが「クエン酸サイクル」と呼ばれる酢の効用です。
このサイクルがうまくいかないと、筋肉の中に乳酸がたまりはじめて、疲労、筋肉痛、肩こりなどの原因となり、さらに、体が酸性に変わってしまうのです。
つまり、日常的に酢をとっていると、体内の酸性物質は減少して体はいつのまにか理想的なアルカリ性になり、疲労もなくなってしまうのです。
黒酢ダイエットの方法は、黒酢30ccを1日1〜3回飲むだけです。
ただ、酸っぱくてそのまま飲めないという人は、水で薄めてハチミツをたらすと飲みやすくなります。
いわゆるハチミツレモンです。
黒酢といえば中華料理です。
油に黒酢を加えることにより油の粒子が細かくなります。
そうすると、分解酵素が働きやすくなり、油は体内に蓄積されることなく、すぐにエネルギーとして消費されていくのです。
<黒酢に含まれる酢酸の働き>
お酢がすっぱい味がするのは、酢酸という物質が含まれているためです。
その酢酸には、細胞内でエネルギーを作るクエン酸回路を活発にする作用があります。
クエン酸回路では、エネルギーの原料として糖類や脂肪が燃やされるため、お酢を摂るとダイエット効果が期待できるのです。
アミノ酸が豊富な黒酢を摂れば、糖と脂肪を燃やすクエン酸との相乗効果でさらなる効果が期待できます。
りんご酢などでもダイエット効果はありますが、特にアミノ酸が豊富な黒酢ダイエットが有名です。
<効用>
・冷え性に効く。体温が上がる
・排尿を促し、むくみが取れる。美顔になる
・血液サラサラ。健康いきいき
<黒酢の摂り方・方法>
1日に必要なお酢の摂取量は30ml。大さじ約2杯分の量です。
これを摂取するには、「飲む」のが一番簡単です。
トマトジュースやグレープフルーツジュースなどに混ぜて飲めば美味しく飲めます。
PR