「美容と栄養」
たんぽぽ
たんぽぽはキク科の植物で洋の東西を問わず食用、または薬用として古くから用いられてきました。
ヨーロッパ原産のものを西洋タンポポ、国産のものをカントウタンポポといいますがどちらも薬効は同じようです。
利尿作用が強くヨーロッパでは「おねしょのハーブ」と呼ばれています。
春先の若葉は柔らかくサラダにも向いているのに対して、根は地中深くにまで達するほど力強く、生命力にあふれています。
ミネラルが豊富で、中でも貧血の予防に大切な鉄分や、体内の水分バランスを保つカリウムを多く含みます。
根を用いたコーヒーはノンカフェインで、脂肪を洗い流し、便秘予防になり、授乳中には乳の出が良くなるとも言われ、女性にうれしいハーブです。
ハーブティとして飲む場合は、葉を使うものと根を炒ってつくるものがあり、後者はタンポポコーヒーと呼ばれています。
消化促進作用や、便秘の解消、血液の浄化作用、催乳作用などがあります。
また血圧を低下させる作用もあります。
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