「美容と栄養」
にがり
にがりとは、豆腐をつくるときに使われる海水からとったマグネシウムなどのミネラル成分であり、近年ダイエットに効果があるとして注目を集めている。
にがりは海水中の成分で、塩を生成したあとに残る液体です。
豆腐を固める時の凝固剤として用いられます。
にがりには海水にあった天然のミネラル成分が凝縮されていて、特にマグネシウムが豊富です。
マグネシウムは便秘解消に効果があるといわれます。
血糖値の上昇を抑えたり、免疫機能の向上や、アレルギー症状の緩和などの効果もあるといわれます。
一時期は「にがりダイエット」が有名になりましたが、効果を疑問視する声もあります。
<にがりの成分>
にがりの苦さのもとになっているのは豊富に含まれているミネラル。
マグネシウムを始めとして、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛などなど、海水中のさまざまなミネラルがにがりには濃縮されている。
<にがりの効果>
にがりを飲みやすい濃さに薄めた「にがり水」をダイエットに用いるが、そのまま飲むと飲みにくいので、たいていはグレーププルーツ味などで飲みやすく味を変えてある。
にがりでやせるといわれている理由は、にがりのミネラル類が、糖や脂肪の代謝に深く関わるインスリン(ホルモンの一種)の分泌を高め、余分な脂肪の代謝を促すからといわれる。
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