「美容と栄養」
ほうれん草
ほうれん草はアフガニスタンかイランが原産地で、特にイランでは古くから栽培されていました。
ヨーロッパと中国で独自に改良されて西洋種と東洋種ができました。
日本には17世紀に中国から東洋種が、1861年にフランスから西洋種がもたらされました。
アカザ科ほうれん草属。”菠薐草”と書きますが、菠薐とは中国語でペルシア(イラン)の事です。
ほうれん草は鉄分の含有量が多いことで知られています。
同時に、鉄の吸収を助けるビタミンCも豊富に含んでいますので、貧血改善に効果のある野菜です。
ほうれん草100g中には、鉄/3.7mg、カルシウム/55mg、カリウム/740mg、カロチン/5200μg、ビタミンC/65mgなどが含まれます。
ほうれん草の灰汁の成分であるシュウ酸は尿路結石の原因となるので、茹でるなどして取り除きましょう。
【旬】
一年中ありますが、本来の旬は11月から1月。
冬の方が味が良く、栄養価も高くなります。
霜にあたると甘味が増すという話です。
【 成分 】
ビタミンA、B1、B2、C、鉄分などのミネラルを豊富に含みます。
ホウレンソウのアクには、カルシウムの吸収を妨げ腎臓結石を作るシュウ酸が含まれていますが、 ゆでると溶け出してしまいます。
PR