「美容と栄養」
アガリクス
アガリクスとは学名をアガリクス・プラゼイ・ムリルといい、姫マツタケ、カワリハラタケとも呼ばれるキノコの一種です。
原産地はブラジルですが、最近では日本や中国でも栽培されています。
アガリクスはほかのキノコよりもタンパク質の割合が多く約40%も含まれているのが特徴です。
他にもビタミンB2やビタミンD、マグネシウムやカリウム、リノール酸やリン脂質などの有効な成分が含まれています。
特筆すべきは中でもβ-Dグルカンの含有量が、他のキノコに比べて多いとされていることです。
β-Dグルカンは食物繊維の一種でキノコ類に含まれますが、免疫力を高めたり、抗ガン作用があるとされています。
糖尿病や動脈硬化、高脂血症、高血圧の予防、改善にも有効です。
キノコの持つ多糖体は、自然治癒力を高めると言われていますが、アガリクス茸は他のキノコに比べて特にその種類が豊富です。
アガリクスの自然治癒力効果をもたらす成分としては、子実体(キノコ状)に含まれる多糖体類、βグルカン、α-グルカン、β-ガラクトグリカン、核酸(RNA)、ペクチドグルカン、キシログルカンなどがあります。
一般に生のままでは腐敗しやすく、保存できないので、通常は乾燥品やパウダー、顆粒、錠剤、カプセル状にして流通しています。
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