「美容と栄養」
ギムネマ
ギムネマ・シルベスタは、インド、東南アジアに自生する蔓性植物で、別名をグルマール(砂糖を壊すもの)といい、葉から抽出したギムネマ酸には、味覚の甘味をカットする性質があります。
インドでは、2000年以上も前から糖尿病の治療薬として利用されている薬草です。
学名の「ギムネマ・シルベスタ」の名で呼ばれる場合もあります。
ギムネマの葉に含まれる有効成分の「ギムネマ酸」は、主に小腸の中でブドウ糖の吸収を抑制する効果を発揮します。
血糖値の上昇が抑えられるため、インスリンの分泌も抑えられます。
また舌の甘味を感じる受容体と結合して、甘いものを食べても甘味を感じにくくさせる作用があります。
ギムネマシルベスタには腸管内で糖分の吸収を抑制する働きや、脂肪酸の吸収を抑制する働きがあります。
また、食後のインスリンの急激な上昇も抑える働きもあります。
ラットでの実験結果では糖質、脂肪酸とも50%ほど吸収を抑制しています。
また、血糖値の上昇が抑えられるので肥満が原因の生活習慣の予防にも適しており、幅広くダイエット効果を期待できます。
血糖値の低減とカロリー制限が同時に行えることで、糖尿病の改善、肥満予防、ダイエットなどに有効です。
このほかにも便通をよくする効果もあります。
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