「美容と栄養」

グルコサミン
グルコサミンとは、体内の軟骨細胞で、ブドウ糖から合成されるアミノ酸の一種。
グルコサミンは軟骨を作るのに必要不可欠な栄養素で、関節やじん帯などに存在しています。
グルコサミンは、カニ、エビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質に含まれ、また人間では糖蛋白質の成分として軟骨、爪，靱帯、心臓弁などに存在しています。
グルコサミンは、軟骨細胞を形成する基礎となる成分で、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。
天然のアミノ糖の一種で、カニやエビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質やヤマノイモなどのネバネバ成分であるムコ多糖に多く含まれています。
加齢や肥満による関節の酷使に加え、代謝の低下や運動不足によって軟骨の再生不良が起こると、腰痛や膝の痛みが起こりますが、これらの諸症状は、グルコサミンを口から摂取することで改善できるとされています。
また　変形性関節症には、保水性に優れ、体内においては水分とともに栄養の吸収や運搬の役目をする｢コンドロイチン｣を併用することで高められるとされています。
ヨーロッパでは、従来から関節炎の治療薬として用いられてきました。
アメリカでは、「変形性関節症の治療法」という本が出版されてから、一大ブームになっています。