「美容と栄養」
グリシン
グリシンとは、最も簡単な構造の非必須アミノ酸です。
動物性タンパク質中に比較的多く含まれており、抗菌・酸化防止、キレート作用、緩衝作用などがあるため、食品添加物として用いられたり、化粧品に用いられる。
例えば、調味料、日持ち向上剤、緩衝剤等の等に使用されている。
甘味があり、水に溶けやすい白色の結晶で、動物性たんぱく質、特にゼラチン、エラスチンなどに多く含まれ、クレアチン・ポルフィリン・グルタチオン・プリンなどの生体物質の生合成の素材として、また物質代謝系で重要な役割を果たします。
不斉炭素を持たないため、生体を構成するアミノ酸としては唯一 D-, L- の立体異性がありません。非極性側鎖アミノ酸に分類されます。
グリシンは、脳幹や脊髄における抑制性の神経伝達物質であることが知られていたが、2004年には、睡眠の質を左右するものであることが明らかになった。
グリシンが足りていると、短時間でもぐっすり眠れるのだ。
グリシンは、またコラーゲンをつくる原料として不可欠なため、肌再生に役立つ。
成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を盛んにするため、ダイエットにもよいとされる。
ダイエットにアミノ酸が必須である理由となっている。
PR