「美容と栄養」
グルコシノレート
グルコシノレートとは、アブラナ科の植物に含まれるは、ワサビや大根おろし の辛みのもと。
アブラナ科植物は野菜として食されているものが多く、そのうち約300種類の植物には1-7種類のグルコシノレートが含まれています。
これらを含む植物にはチオグルコシターゼ(ミロシナーゼ)が存在し、植物の組織をすりつぶしたり、水を加えてこねたりすると化学反応が起こり、刺激性の強い辛味を示すイソチオシアネート(カラシ油)を生成します。
グリコシノレートは、肝臓の解毒作用を活発化させる作用があり、ガン物質を食べさせた動物にグルコシノレートを与えるとガン発症を抑制したという報告がある。
カラシ、わさび、大根、ブロッコリー、キャベツなどは脂肪族グルコシノレートを多く含み、マカは芳香族グルコシノレートを多く含んでいます。
アメリカ国立ガン研究所では、アブラナ科の野菜を「ガン予防食品」として認めている。
またこのグリコシノレートは花粉症などのアレルギー疾患を予防するといわれている。
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