「美容と栄養」
ステビア
ステビアは南アメリカのパラグアイとブラジル国境あたりにみられる多年草です。
葉にステビオサイドという甘味物質を含んでいます。
甘味成分として、ステビオシド(ステビオサイドとも)というテルペノイドの配糖体を含んでいるため、甘味料として用いられる。
また、カテキンの含有量は緑茶の5倍といわれている。
ステビオイドは砂糖の200〜300倍もの甘さがあるといわれます。
低カロリーで水やアルコールに溶けやすいので日本では食品添加物として、飲料や菓子類などに広く利用されています。
またステビアには緑茶の約7倍の抗酸化作用があるといわれています。
O-157やサルモネラ菌などの有害細菌を殺菌する作用、アレルギー・アトピーの治療薬であるステロイドホルモン剤の副作用を軽減する作用、エイズウィルスを抑える作用、土中の有機リン系農薬やニコチン・塩素を分解する作用、ダイオキシンを分解する作用などがあることも明らかになってきました。
チクロやズルチンと言った合成甘味料の代替として1970年に農水省が導入し、世界に先駆けて天然のノンシュガー甘味料として開発され利用されています。
<ステビアの特徴>
・抗酸化成分(ベータカロチン、ビタミンE等)が豊富。
・カテキンは緑茶の5倍。
・数種のビタミン群、各種アミノ酸、ミネラル類(リン、カルシウム、マグネシウム)を多く含有。
PR