「美容と栄養」
ナタネ油
ナタネ(菜種)油は日本では安土桃山時代から使われていたといいます。
アブラナ科アブラナからできるナタネ油不けん化物から分離してできたもので、主成分は、イソフラボン類となっています。
簡単にいうと菜の花の種子から搾った油です。
オレイン酸、リノレン酸が多いのが特徴です。
キャノーラ油はカナダで改良された品種の名前で特にオレイン酸を多く含みます。
クセがなくあっさりしているので日本では好まれている油です。
サラダや天ぷら用に使用されます。
<注意>
一般に「サラダ油」と呼ばれている油は、ナタネ油とダイズ油の調合油のことです。
日本でもっとも古くから使われている植物油で、現在でも、市販されている植物油の3分の一を占めるが、新型ナタネ油にしても安全性はまだ充分に確認されておらず、
米国食品医薬品局(FDA)は、乳幼児用粉ミルクの中に入れることを禁止しています。
従来のナタネ油はエルシン酸を多く含んでいましたが、エルシン酸のかわりにオレイン酸を増やしたタイプのナタネ油が新しいタイプのナタネ油です。
エルシン酸が心臓への弊害が報告された為、エルシン酸の分量変更が行われました。
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