「美容と栄養」
ラッキョウ
ラッキョウは、中国からヒマラヤ地方が原産地といわれます。
ラッキョウ特有の強い匂いと辛味の元はニンニクやニラと同じアリル硫化物です。
ラッキョウの特有の臭いと辛味はラッキョウに含まれている硫黄化合物によるものですが、これは食欲増進に役立つほか、発汗、消炎、制菌などの薬効を持つことが知られています。
中国では古くから「 薤白(がいはく)」という生薬名で胸のつかえや痛みなどに効果があるとして利用されていました。
ラッキョウの薬用範囲は広く、風邪には、鱗茎をきざみ、すまし汁をつくって、熱いうちに飲みます。
扁桃炎や咽喉炎、口内炎には、ラッキョウとすりおろした汁を塗るか、水で5〜10倍に薄めてうがいをします。
ラッキョウの生汁は水虫、たむしに塗ってもよく、また切り傷、虫刺されには葉の生汁を塗ります。
ラッキョウは水虫、扁桃炎、食欲増進、風邪などに効果があります。
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