「美容と栄養」
リコリス
リコリスとは、甘草(カンゾウ)の西洋での呼び方で、中国原産のマメ科の植物。
エジプトのパピルスに記載されるほど古くから薬として用いられてきました。
現代でも「カンゾウ」はもっともよく利用されている漢方のひとつです。
漢方薬の処方に使われ、根や根茎の部分を乾燥させたものは、炎症を抑えまた、解毒作用があるとされています。
主成分であるトリテルペン配糖体は、強い甘みがあり、甘味料としても利用されています。
成分の一部にグリチルリチンを含む。グリチルリチンは、抗アレルギー、抗炎症作用があると認められています。
リコリスは胃の粘膜を保護したり、喉の痛みを緩和してくれます。
副腎皮質ホルモンの働きを高めて、免疫力を高めたりストレスや炎症を抑える効果があります。
ただし、血圧を上昇させる作用があるので高血圧の方は飲用に注意が必要です。
日本ではグリチルリチン製剤は、発疹、皮膚炎、口内炎を改善する医薬品として利用されています。
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