「美容と栄養」
胚芽米
玄米は「ぬか層」「胚乳」「胚芽」からできています。
その玄米から専用の精米機で硬い「ぬか層」を取り除いたものが「胚芽米」です。
胚芽米は玄米と白米のちょうど中間のようなお米です。
玄米から表皮のぬか層をとり一番栄養のある芽が出る胚芽部分だけを残して精米したお米です。
分づき米はぬかが残っているので白米に比べボソボソしたり、長めの浸漬時間が必要でした。
しかし胚芽米は食感も炊き方も白米と変わりません。
そのうえ胚芽が残っているので甘みがあり栄養も豊富なのです。
白米より栄養があり玄米より簡単で食べやすい野が特徴です。
胚芽米100g中には、リン/150mg、カリウム/150mg、ビタミンB1/0.23mg、ビタミンE/1.0mg、食物繊維/1.3gなどが含まれます。
ビタミンB1やEは精白米の2〜3倍の量があります
<胚芽米に含まれる栄養素>
胚芽米には丈夫な身体をつくるために必要な栄養素がバランス良く含まれています。
特にギャバ(γ―アミノ酪酸)の含有量は豊富で、白米の約2.5倍といわれています。
・ビタミンE
老化の原因と考えられている過酸化脂質がつくられるのを妨げる。
・ビタミンB1
ごはんやパン、砂糖などの等質を分解する酵素を助け、エネルギーに変えていく。
・ビタミンB2
脂肪の代謝に不可欠。肌や髪の毛をつくるタンパク質の働きを助ける。
・ギャバ(γ−アミノ酪酸)
血圧降下作用を持つ。腎臓や肝臓の働きを高める。
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