「美容と栄養」
鮪
マグロ(鮪)は、スズキ目 サバ亜目 サバ科 マグロ属の魚の総称である。
狭義にはそのうちの1種であるクロマグロを指し、いずれも海産魚で、食用にする。
その身は美味で、日本人にもっとも好まれる食用魚のひとつとされている。
鮪(マグロ)は必須アミノさんをバランスよく含む良質のたんぱく質が豊富です。
マグロは冬場に脂がのりますが、腹身(トロ)の部分では脂質が40%にもなります。
マグロの脂質にはIPAやDHAが魚介類の中でもトップクラスの量が含まれています。
部位によって含まれる栄養バランスは変わってきますが、
特に背側の赤味はたんぱく質が豊富で脂質が少なく低カロリーです。また、ビタミンやカリウム、鉄、タウリン、セレンといったミネラルを含んでいます。
<産地と旬>
遠洋で捕獲して冷凍されてくるので季節感はなくなってきていますが、日本近海物の旬は10月から1月です。
メジの旬は5月、中房は9月から10月(金華山沖から北海道にかけて)です。
<成分>
脂質がマグロの味の特徴の一つです。
食品成分表(四訂)では赤身の脂質が1.4%、トロが24.6%となっていますが、
冬場になると赤身で10%、トロでは40%にも達するということです。
しかし不飽和脂肪酸が多いので、なめらかでくどさがありません。
赤身肉にはイノシン酸、アラニン、タウリンが多く、旨みとコクを与えています。
また、結合組織が少なく身が柔らかいのもマグロの美味しさの一因です。
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