「美容と栄養」
ウコン
ウコンはアジア原産のショウガ科の多年草でターメリックともいわれます。
カレー粉に含まれる黄色の粉がターメリックです。
主な原産地はインド、ネパールなどのヒマラヤ地方や東南アジアです。
日本では沖縄、鹿児島 (奄美大島 種子島)等、気候が高温になる地域で栽培されています。
胃を丈夫にする生薬として古くから愛用されてきました。
主成分であるクルクミンはは胆汁の分泌を促進したり、解毒作用を発揮することで肝臓の機能を助け、身体機能を改善します。
最近では、クルクミンの抗ガン作用も注目され、皮膚ガン、大腸ガン、肺ガン、前立腺ガンに対する抑制効果がわかっています。
また、ウコンの精油成分の抗酸化作用は動脈硬化を予防し、殺菌作用は病原性大腸菌に有効であることも分かってきました。
ウコンは肝臓の妙薬(クルクミン成分)で、昔から重宝されてきました。
暑い地域では、夏は弱りがちな肝臓をウコンの力によって乗り切ってきたとも言われています。
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