「美容と栄養」
鰻(うなぎ)
うなぎ(鰻)には、ビタミンA、ビタミンB1、B2、カルシウム、たんぱく質などの栄養成分が含まれる。
ウナギは日本各地の川に生息しています。
ウナギには、タンパク質や脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分がバランスよく含まれている為に、古くからスタミナ食と言われてきました。
表面のヌルヌルしているのは、 ムコプロテインという糖タンパクの一種で、これが弱った胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助けるので、夏の食欲不振を解消してくれる。
肉、肝臓に多量のビタミンAを含み、肝は約10g、蒲焼は約40gで成人1日分の所要量を満たすことができます。
体を温める働きもあります。ウナギの血の中には、イクチオトキシンと呼ばれる神経毒があり、下痢、血便、吐き気などを引き起こしますが、熱に弱いので火を通すことで毒性はなくなります。
肝(きも)にはビタミンAが豊富に含まれており、消化器や呼吸器、目の粘膜を強化する効果をもち、 胃腸の病気や風邪の予防、夜盲症にも有効。
土用の丑に夏バテ防止に鰻を食べる習慣があることからも分かるように、鰻は非常に栄養価の高い食品です。
うなぎには良質のタンパク質、ビタミンA、D、E、B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、カルシウム、亜鉛、鉄などのミネラル、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などが豊富に含まれています。
但し、鰻には鉄分の吸収をサポートするビタミンCが含まれていません。
【効用】
夏バテ予防/動脈効果予防/体力回復
【旬】
5月〜9月中旬
PR