「美容と栄養」
オリゴ糖
オリゴ糖は糖質の一種ブドウ糖や果糖などの単糖が数個結合したものです。
もともと歯になりにくい甘味料として開発されたフラクトオリゴ糖が、その後の研究でビフィズス菌の増殖に役立つことが確認され、腸内細菌叢の改善のための機能性素材として注目されるようになりました。
オリゴ糖には大きく分けて2種類あり、食品に元々含んでいる天然オリゴ糖と、研究開発によって作られた合成オリゴ糖があり、難消化性オリゴ糖(体内の消化酵素で消化されずに大腸まで届く)は、腸内の善玉菌を増加させ、便秘を改善する効果があります。
またオリゴ糖は、人間の消化酵素で分解されにくい糖類なので、血糖値をあまり上げずに中性脂肪を下げる効果があり、ダイエットに適しています。
また食物繊維と同様に、腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収して排泄するので、血中のコレステロールを減少させて動脈硬化を予防し、肝機能を高めて胆石症の予防にもなります。
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