「美容と栄養」
ゴマ油
胡麻油(ごまあぶら)はゴマを圧搾して作られる食用油の一種。
ゴマには、黒、白、茶、金の4種類があります。
このうち白ゴマは、半分以上が油脂分になっているため、ゴマ油の原料として用いられています。
この油脂分には、不飽和脂肪酸のリノール酸が特に多く含まれています。
ゴマに最も多く含まれるリグナン化合物セサミノールはゴマ油自体の変質を防ぐ抗酸化作用を持ちますが、これは人体にも有効に働きます。同じくセサミンは、アルコールの分解を助け、二日酔いを防ぎ肝障害を予防します。
ビタミンEとの同時摂取で、食物アレルギー抑制にも役立つといわれています。
ゴマ油はカロリーが非常に高いため、摂りすぎると肥満の原因になる。
また、ゴマ油に含まれているリノール酸も、過剰摂取すると老化を促進する恐れがあるので適量を守ることが必要。
ごま油には製法によって二種類あり、熱で煎ってから圧搾されるものを「純正」、生のゴマをそのまま圧搾し精製するものを「太白」と呼びます。
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