「美容と栄養」
小麦
小麦は紀元前7000年にチグリス、ユーフラテス川流域で農耕文明がおこった時の最初の栽培穀物と云われております。
小麦はは世界で最も広く栽培されている生産量世界第一位の穀物です。
パンやパスタなどに加工されます。
小麦の主成分は、米と同様、炭水化物です。
たんぱく質は、米よりも多く、10〜13%(小麦粉の状態では8〜12%)含まれますが、たんぱく価は、米のほうが優れています。
小麦粒の栄養成分は、精白粉に使われる中心の胚乳部分はほぼデンプンとたんぱく質、
ごく少量のビタミン、ミネラルで、精白時に除かれる外層の『小麦ふすま』(小麦ブラン)と呼ばれる部分にはたんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などが多く含まれます。
精白されない小麦粉は『全粒小麦粉』と呼ばれ、精白粉に比べて鉄分と銅が約3倍、マグネシウムが約7倍、亜鉛は約4倍、ビタミン類は3〜5倍、食物繊維は約4倍も含まれます。
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