「美容と栄養」

ヨーグルト
ヨーグルトは牛乳または脱脂乳を乳酸菌や酵母で醗酵させたものです。
牛乳と無糖ヨーグルトを比べると、栄養価はほとんど同じだが、ヨーグルトは乳酸菌の働きによって、牛乳に含まれる脂質やたんぱく質、乳糖などが分解されているため、牛乳よりも消化吸収がしやすい。
おもな乳酸菌には、ビフィズス菌、アシドフィラス菌、ブルガリア菌などがあります。
腸に届いた乳酸菌は悪玉菌の増殖を抑え腸内環境の改善に役立ちます。
また、もともと牛乳に含まれていたカルシウムはヨーグルトに成るときに、乳酸カルシウムというより体内に吸収されやすい形になります。
ヨーグルト100g中には、たんぱく質/3.2g、カルシウム/110mg、脂質/3.0gなどが含まれます。

【ヨーグルトの効用】
・美肌効果
・整腸作用
・肝機能向上作用
・免疫力向上作用

【ヨーグルトの保存方法】
１０℃以下の冷蔵庫に開封後は雑菌が入りやすいため早めに消費する

ヨーグルトのケースを開封した際などにみえる表面にたまった透明な上澄みは「乳清（ホエー）」と呼ばれるもので、乳糖やたんぱく質、ビタミン類などの栄養が豊富に含まれているものなので捨てずに混ぜて食べたほうが良い。