「美容と栄養」
水
雨水は地球上に降った後に、いろんな地質層や岩石層の狭い隙間に浸み込んでいって、いろいろなミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)を溶かし込みます。
水に味があるというのは、飲み水が純粋なH2O(エイチツーオー)ではなく、鉱物分などを溶かし込んでいるからなのです。
人間の体の約60%は水でできています。
新生児だとこの数字はさらに高く、体重の80%が水ということになります。
1日に1.5〜3リットルが汗や尿として失われるので、その分を補給しなければなりません。
食品に含まれる水分のほか、飲料水としての摂取の目安は一日800ml〜1500mlといわれます。
吹き出物なども、水分の新陳代謝が上手くいっていない証拠です。
美容にも明らかに水が関っているのです。
何よりも血液が乱れてくることが美容のもっとも基本的な敵です。
皮膚の素材をつくっている要は赤血球であり、つまりきれいな血液こそが美しい肌をつくるのです。
また、水は体内では筋肉や内臓を形作る細胞の内部や血液、体液として存在しています。
水は細胞同士の物質交換の仲立ちや栄養素の消化吸収、老廃物の排泄、発汗による体温調節など大切な役割を果たしています。
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