「美容と栄養」
マンガン
マンガンとは、糖質や脂質、炭水化物などの代謝に必要なミネラルの一種。
マンガンは特に骨の形成に関係しています。
マンガン骨や軟骨を形成するコラーゲンの元になるムコ多糖類の構成分子です。
また、糖質、脂質などの代謝にも関わっています。
通常の食生活で不足することはないと言われていますが、不足すると、めまい、耳鳴り、運動失調などを引き起こします。
また成長期に不足すると発育不全になります。
小麦や玄米、お茶、ナッツ類などに多く含まれています。
マンガンの一日の摂取基準量(成人)は男:4mg、女:3mgです。
<マンガンの特徴>
軟骨の形成に必要不可欠なミネラルのため、不足すると骨形成に支障が出る。
しかし、マンガンは通常の食生活では不足することはないとされているが、もし不足していると妊娠能力の低下につながるとされている。
<マンガンの働き>
・糖・脂質、タンパク質の代謝に働き多くの酵素を構成する
・コレステロールや甲状腺ホルモン、インシュリンの生成にかかわる
・活性酸素を刺激伝達にかかわる
・骨の形成にかかわり、エネルギーづくりに関与
・骨の石灰化に働き、骨や関節を丈夫にする。
・タンパク質の合成やエネルギーづくりに働く
<マンガンを多く含む食品>
玄米ごはん、大豆、アーモンド、抹茶、かき、カシューナッツ、干しひじき、納豆、あずき、さつまいも 等
PR